Q.パスポートの更新方法を教えて!|オンラインの更新も詳しく!

パスポート申請

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パスポートには5年または10年の有効期間があり、期限が切れる前にパスポートの更新手続きをしなければなりません。

ただパスポートはほとんどの方が10年間有効パスポートを選んでおり、パスポートの更新手続きは10年に1回しかありません。

前回申請してから10年も経過すると申請方法について覚えていませんし、申請するパスポート窓口についても10年の間に多くの地域で移転しています。

パスポートナビでは、パスポートの更新を簡単にできるように手続き方法や窓口、また2023年から開始されたオンライン申請について詳しくご紹介します。

パスポートの更新はいつでもできるの?

パスポートの有効期限は発行日から5年または10年と長期で、どうしても更新手続きを忘れてしまい失効してしまうことも。。

パスポートは運転免許証のように更新のタイミングとなったらハガキでお知らせがくるような通知サービスはありません。

パスポートには更新ができるタイミングが定められており残りの有効期間が1年未満となった方が、更新手続きを行えます。

有効期間が過ぎてしまうと失効扱いとなります。期間後の猶予期間はありませんのでご注意ください。

パスポート,有効期間,期限
パスポートの有効期間は個人情報のページに記載されていますので、旅行に行かれる前に残りの有効期間がどれくらいあるか確認してください。

あまり周知されていませんが、海外に渡航時もパスポートの有効期間がどれくらい残っているかは非常に重要で、例えばアメリカ(ハワイなども含む)、台湾、香港、韓国、シンガポール、ヨーロッパ諸国など人気の渡航先でも入国時に6か月以上パスポートの有効期間が残っていないと入国を認めないなど、入国時の条件としてパスポートの残り有効期間が定められています。

そのため残りの有効期間が1年未満の場合は、必ずパスポートの更新を行ってから渡航することをおススメしています。

すでにパスポートの有効期間が過ぎてしまった方は下記ページをご覧ください。

パスポートパスポートの更新を忘れて失効した時の手続き方法って?

パスポートの更新手続きのどこでできるの?

パスポートの更新手続きは住民登録がある市町村のパスポート窓口またはオンラインで行う事ができます。

各市町村のパスポート窓口については全国のパスポート窓口一覧にてご確認ください。

通学や単身赴任など特別な理由がある場合、住民登録がある地域とは別のパスポート窓口でも申請が認められることがあります。

詳細は居所申請についてのページをご覧ください。

また以前まで更新手続きは窓口のみでしたが、2023年3月からパスポートの更新手続きをオンラインで申請できるようになりました。

スマホなどで手続きができるオンラインでの更新手続きについては、下記で詳しくご紹介しています。
(下記リンクからページ内の「オンラインでパスポートの更新手続き」の詳細までジャンプできます。)

パスポート,オンライン,スマホパスポートをオンラインで更新手続きをする

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パスポートの更新手続き方法と必要な書類って?

パスポート

パスポートの更新手続きを行うにあたり、①~③の書類が必要です。
(申請者によっては④の住民票の写しが必要になる場合あり)

パスポートの更新で必要な書類
  ① 一般旅券発給申請書
  ② パスポート用の証明写真
  ③ 有効期間中のパスポート
  ④ 住民票の写し ※

上記の必要な書類について詳しくご紹介します。

※住民票に記載されている住所とは別の都道府県で申請する場合、休日窓口でパスポートの更新手続きを行う場合に住民票の写しが求められる場合があります。
 詳細は「パスポート申請時の住民票の写しの提出について」をご覧ください。

(1)一般旅券発給申請書(切替) 1通

パスポート,一般旅券発給申請書,5年,10年
一般旅券発給申請書は2種類あり、「5年有効なパスポート申請」「10年有効なパスポート申請」があります。

(注)18歳未満の方は、5年有効なパスポートしか申請できません。
(2022年から民法上の成年年齢が引き下げにより、18歳以上から10年有効なパスポートも申請が可能となりました。)

パスポートを5年か10年にするか迷っている方はコチラの記事をご覧ください!

パスポートパスポートは5年?10年?メリット・デメリットを比較

パスポートの更新手続きの正式名称は「切替発給」と言い、窓口で『更新手続きをお願いしたい』と伝えると「切替発給」の書類が渡されます。

パスポートは複製防止の観点から、現在使用しているパスポートの期限を延長するのではなく、新しいパスポートに”切替わる”手続きを行っているからです。

提出書類や案内が「切替発給」となっていますが、提出する書類は間違っていませんのでご安心ください。

またパスポートの申請に必要な「一般旅券発給申請書」は、都道府県によってはパスポート窓口以外にも役所や役場、市民センター等で配布しています。
詳細はお住まいのパスポート窓口にお問い合わせください。

パスポート窓口,パスポートセンター全国のパスポートセンター・パスポート窓口一覧

※パスポート申請書のダウンロードについて

パスポートの申請に必要な「一般旅券発給申請書」は外務省のサイトからダウンロードして、申請できるようになりました。

ネットでパスポートの申請書をダウンロードする方法って?にて申請書のダウンロードができるサイトや方法などご案内しております。

パスポートダウンロード申請書
ダウンロード申請書はA4用紙に倍率100%(縮小・拡大は行わない)片面印刷(裏面は白紙)で、折らずにパスポート窓口に持参しなければなりません。

用紙や印刷の状態によっては受付されない場合もありますので、詳細はパスポートの申請書をダウンロードする方法でわかりやすくご案内しています。

(2)パスポート用の証明写真 1枚

パスポート,写真,証明写真,サイズ,申請用

パスポートに使われる写真は、サイズ用件だけでなく、表情やメガネ・髪型についてもガイドラインがあり、要件を満たしていないと撮り直しが求められます。

証明写真機で撮影しても問題ありませんが、不安を感じる方はフォトスタジオやカメラショップなどで、プロにお任せすることをおススメします。

またパスポートは5年・10年使いますので、申請用の写真は渾身の1枚をご提出ください。

▼パスポート写真の規格と見本▼
(外務省HPより)

・縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景(無地で淡い色)の写真。

・申請日前6カ月以内に撮影されたもの。

・無帽で正面を向いたもので、頭頂からあごまでが34±2mmであるなど申請書に記載されている規格を満たしていること。

・写真の裏面には申請者の氏名を(表面に文字が浮かび出ないよう筆圧に注意して)記入してください。

申請用の写真の注意点について⇨  

(注)ご記入の際は表面にインクがにじまないように、また凸凹が出ないようにご注意ください。

申請用の証明写真についてのよくあるミスや注意することを詳しくまとめました。

パスポート窓口,パスポートセンターパスポートの申請写真を撮影時に注意することって?|メガネ・カラコン・乳幼児等

(3)有効期間中のパスポート

パスポートの更新手続きを行うにあたり、有効期間が残っているパスポートを引き換えに新しいパスポートが発券されます。

更新手続きはパスポートの有効期間が、1年近く残っていても新しいパスポートへは残り期間は加算されませんので、ご注意ください。
パスポートパスポートの必要残存有効期間って?

※以前まで使用していたパスポートや失効となったパスポートを持って帰って記念に残したい方は、窓口で失効処理を行えば返却いただけます。

⇒無効となったパスポートの処分について

有効期間中のパスポートを紛失してしまった方は以下のリンクでご案内しています。

パスポート,申請,必要書類Q.パスポートをなくした時の紛失手続き・申請方法って?

※住民票の写しの提出を求められるケース

数年前までパスポートの申請時に住民票も提出が必要でしたが、現在は原則不要となりました。

但し、

  • 住民票と現住所とは別の地域の窓口で申請する場合(居所申請)
  • 申請前(1週間程度)に引っ越しを行い、住民登録が変更して間もない場合
  • 休日(土曜日・日曜日)窓口で申請を予定している場合 ※

「居所申請」とは現在、住民登録とは別の都道府県に単身赴任や通学などの理由で、一時的に仮住まいされている方が対象の手続きで、都道府県や市町村を跨ぐと行政のシステムが利用できず、住民登録が確認できないため「住民票の写し」が必要となります。

休日も役所のシステムが稼働している一部市町村は提出不要の場合もありますが、ほとんどの地域の休日窓口では住民票の提出を求められますので、事前に申請予定の窓口へご確認ください。

⇒申請予定のパスポート窓口一覧

住民票の写しを提出する場合は、必ず申請日から6カ月以内に作成されたものを提出してください。

窓口でパスポートの更新手続きをする

上記3点または4点の更新手続きに必要な書類を全部そろえ、住民登録がある市町村のパスポート窓口で更新手続きを行ってください。

⇒申請予定のパスポート窓口一覧

パスポート窓口は年末年始、ゴールデンウィーク前、お盆休み前は大変混雑が予想されますので、時間に余裕を持って行くことをおススメします。

⇒パスポート窓口の混雑する時期・時間・曜日

 

パスポートは更新手続きから受取までおおよそ約1週間程度(土・日・休日を除く)必要となります。

旅行に出かけられるまでに余裕をもったスケジュールでご調整ください。

●未成年者(18歳未満の未婚者)がパスポートを申請する場合

未成年者がパスポートの更新手続きを行う場合は申請書裏面の「法定代理人署名」欄に保護者の方が必ず署名しなければなりません。

1人暮らしをされている等の理由で、保護者と同居しておらず遠方に住んでいるため、申請書に署名ができない場合には、保護者の方の署名が入った同意書を提出が必要です。

その他の理由で保護者から署名を得ることができない場合は、申請予定のパスポート窓口にご相談ください。

⇒※未成年者のパスポート発給申請における注意点

●申請書の代理提出について

パスポートの更新手続きを代表者が家族全員分まとめて行う場合でも、それぞれの申請書に申請者本人が記入しなければならない事項がありますので、本人が記入の上、パスポートの更新手続きに必要な書類とともにパスポート窓口へ提出してください。

また代理人の提出は、本人確認書類(免許証等)が必要となりますので必ず持参してください。

代理人のパスポートの更新手続きについての不明点は申請予定のパスポート窓口にご相談ください。

また代理人が手続きが行った場合でも、申請内容で本人の確認を求められた場合は、必ず本人が窓口に出向かなければなりません。

次項では「オンラインで更新手続き」の紹介になります。窓口で申請された方は下記リンクよりページ内の「パスポートの受取について」までジャンプできます

パスポート窓口,パスポートセンター更新手続きを行ったパスポートを受取る

パスポートをオンラインで更新手続きする

パスポート,更新,オンライン
パスポートのオンライン申請とはインターネットを通じて、窓口の営業時間に関わらず、24時間365日パスポートの申請を行うことができるサービスです。

窓口の業務も効率化しているとはいえ、都心部の窓口や混み合う時期に申請に訪れると2~3時間以上の待ち時間が発生する窓口があり、以前から将来的にオンライン対応を行うといわれていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大対策の観点もあり早期の実現となりました。

オンライン化の対応により、行列に並ぶ時間と窓口へ足を運ぶ時間を節約できますので、申請者にとって非常に大きな法改正となりました。

まずはすでにパスポートをお持ちの方を対象に、パスポートの有効期間が1年未満となったら申請できる更新手続きから開始し、2024年以降順次、全ての市町村でパスポートの新規発行やその他の申請業務も受付開始予定となっています。

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マイナポータルとは

パスポートのオンライン申請はスマホアプリ「マイナポータル」またはPCサイトで手続きが行えます。

「マイナポータル」とは政府が運営するポータルサイトで、行政サービスを一元管理するサービスです。

政府のマイナンバーカードの普及活動の一環で、マイナポイントを受取るべくアプリやサイトを利用された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

マイナポータルでは、パスポートの更新手続き以外にも、引っ越しの転出届などがオンラインで手続きを行うことができ、今後も様々な行政サービスが追加される予定です。

マイナポータルを使ったパスポートのオンライン申請のメリット

マイナポータルを使ったパスポートのオンライン申請は手続きの煩わしさを軽減でき、またいつでも申請ができるので多くの方の利用が見込まれています。

オンライン申請を行うメリットをまとめると

  • 申請時に窓口へ行く必要がない
  • 手続きが簡単
  • 書類の提出が不要
  • 申請状況の確認が可能
  • 手数料をクレジットカード払いが可能

オンライン申請では、今までの申請手続きであった不満点や、申請者の要望を取り入れており、利用するメリットが非常に高くなっています。

以下では、マイナポータルを使ったオンライン申請のメリットについて詳しく紹介します。

▶ 手続きが簡単

マイナポータルを利用することで、本人確認書類の提出や申請書の記入など、従来必要だった手続きが省略されます。申請者はマイナポータルに登録済みの情報を利用することで、簡単に申請ができます。

▶ 書類の提出が不要

従来は申請書類の提出が必要でしたが、マイナポータルを使った場合は、オンラインで申請書類の提出が可能になります。これにより申請時に窓口へ出向く必要がなくなりますので、待ち時間もなく、24時間いつでも申請を行えます。

▶ 申請状況の確認が可能

マイナポータルを利用することで、従来のパスポート手続きではできなかった申請状況をリアルタイムで確認することができます。
これにより、申請手続きの進捗状況を把握しやすくなり、不安を解消することができます。

▶ 申請にかかる手数料をクレジットカード払いができる

パスポートを窓口で受取る際、申請手数料として収入印紙・証紙を購入し窓口に提出しなければなりません。

収入印紙・証紙は現金のみの取り扱いとなり、クレジットカードやその他決済サービスは利用できません。
また一部地域の窓口や休日窓口では収入印紙を販売しておらず、事前に手配しなければならないケースもありました。

利用者の不満が多かった手数料の支払い方法について、マイナポータルによるオンライン申請では、クレジットカード支払いに対応※しており、また収入印紙を手配する手間もなくなりました。
(※一部地域を除く(順次対応予定))

大人2人と子供2人の家族分をまとめて申請・更新手続きする場合、手数料として5万円ほどの現金が必要でしたが、オンライン申請でクレジットカード払いに対応したことを歓迎する方も多くいらっしゃいます。

手数料の詳細については、下記リンクよりご覧ください。

パスポートの手数料について詳しくはコチラから

パスポート,料金,手数料パスポートの料金はいくらかかる?クレジットカードは?

パスポートのオンライン申請の手順

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パスポートの申請・更新手続きは事前に準備するものも多く、わかりにくい点も少なからずあります。

パスポートナビではマイナポータルで行えるパスポートの更新手続きについて詳しくご紹介します。

まずはマイナポータルのアプリを開き「パスポートの取得・更新」をタップしてください。
パスポート,更新,オンライン

パスポートのオンライン申請の事前準備

パスポート,更新,オンライン,マイナンバーカード
パスポートの更新手続きを進めるにあたり、お手元に

    Fantia

  • マイナンバーカード
  • 有効期限が1年以内となったパスポート
  • マイナポータル対応のスマートフォン

をご用意ください。
マイナポータル対応のスマートフォン機種は下記リンクからご確認ください。(外部サイト)

パスポート(旅券)窓口の選択

パスポート,更新,オンライン,マイナンバーカード
マイナンバーカードに記載されている住所を選択してください。
※オンライン申請では、マイナンバーカードに記載されている市町村を管轄する窓口でのみ申請が可能です。他県や他の市町村では申請は選択できません。

申請前の同意

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パスポートのオンライン申請にあたり、注意点やオンラインで手続きができず窓口で申請しなければならないケースについての注意事項・確認事項をよく読み、「確認事項に同意する」にチェックを入れて、次へをタップしてください。

署名用電子証明書の確認

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マイナンバーカードを受取った際に設定した半角の6文字から16文字英数字のパスワードを入力してください。

パスポート更新手続きのオンラインの申請手順

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オンラインでパスポートの更新手続きを進めていくにあたり、手順1として下記情報を入力・アップロードします。

  • 顔写真
  • 自署画像
  • 申請事前情報

顔写真

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パスポートの個人情報ページに掲載される顔写真をマイナポータルで撮影または、端末に保存されている写真をアップロードしてください。
端末に保存された画像をアップロードする場合は
・形式:JPG
・サイズ:横600×縦730ピクセル
・容量:600KB以内
上記要件をみたした画像をご準備ください。

自署画像

パスポート,更新,オンライン,サイン
パスポートのサイン欄に登録される自署を撮影またはアップロードしてください。

注意点として

  • 本人が署名したもの
  • 署名が見切れていないもの
  • 背景が白地であるもの
  • 背景に汚れや染みがないもの
  • 黒または青の濃いボールペンまたは万年筆で署名したもの
  • 本人が署名できない場合は、法定代理人が代筆したもの※

 (※法定代理人が代筆する場合は、自署の下に代理人の氏名と本人の関係を記載してください)

上記に注意し、撮影または画像をアップロードしてください。
端末に保存された画像をアップロードする場合は
・形式:JPG
・容量:200KB以内
上記要件をみたした画像をご準備ください。

オンライン申請事前情報

オンライン申請を行う前に、パスポートの更新に必要な情報を入力します。

必要な情報や入力する内容について詳しく解説していきます。

パスポートの読み取り

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マイナポータルアプリでパスポートの顔写真があるページを撮影して読み取ります。

パスポートから読み取る情報は以下になります。
①氏名
②旅券番号
③有効期間満了日

パスポートの有効期間満了日をチェックし、残り期間が1年未満かどうかをチェックしています。

※パスポートの有効期間が1年以上ある場合、査証欄の余白ページが見開き3ページ以下であることを確認するページが増え、該当される場合は残り期間が1年未満でなくても新たにパスポートの更新を行えます。(但し有効期間は引き継ぎ。延長されません。)

申請者情報の入力

パスポート,更新,オンライン
この画面で入力が求められる情報は以下になります。

  • 旅券面の氏名
  • 氏名ヘボン式ローマ字
  • 本籍
  • 連絡先(3つまで登録可能)

メールアドレスの確認

マイナポータルに登録されているメールアドレスの確認と、通知を受取りたい場合はチェックを入れてください。

その他情報について

パスポート,更新,オンライン

旅券種別

5年間有効のパスポートか10年間有効のパスポートのどちらにするか選択
※18歳未満の方は「10年有効旅券」を選択しても、「5年有効旅券」で申請されます。

刑罰等関係の確認

 刑罰等関係に関する質問に「はい」または「いいえ」で回答をしてください。

外国籍の有無について

現在外国の国籍を有しているかの質問に回答をしてください。

以上で情報の入力が完了です。
パスポート,更新,オンライン,入力確認
申請前の確認をして問題なければ
「申請をはじめる」
をタップしてください。

オンライン申請をはじめる

パスポートの更新に必要な情報の入力が完了したら、申請完了まであと少し!

ここではマイナポータルを使って、パスポートやマイナンバーカードを読み取らせて申請者のチェックを行います。

パスポート情報

パスポート,更新,オンライン,読み取り
マイナポータルアプリでパスポートのICチップを読み取ります。

「マイナポータルアプリでパスポートを読み取る」ボタンをタップし、パスポートのICチップのページにマイナポータルのアプリを起動させたスマートフォンを接触させて読み取らせます。
読み取りが完了したら、マイナンバーカードのパスワードが求められますので入力してください。

氏名・住所等の入力

上記のパスワードが認証されると、マイナンバーカードから読み取った情報が表示されますので、確認してください。
また郵便番号など追加で必要な情報を求められますので、入力後次に進んでください。

券面写真の確認

パスポート,更新,オンライン,マイナンバーカード
マイナンバーカードに登録されている写真を読み取ります。
読み取り前にマイナンバーカードに記載されている以下3点の情報を入力してください。
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①生年の表記
②有効期限
③セキュリティコード

マイナンバーカードをマイナポータルのアプリを起動させたスマートフォンを接触させて読み取らせてください。
マイナンバーカードから読み取った券面写真が表示されますので、正しいかご確認ください。

受取窓口・交付予定の確認

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パスポートの交付予定日と申請者のパスポートが受け取れる窓口が表示されます。

※パスポートの交付窓口はお住まいの地域の管轄窓口になります。オンライン申請ではお住まいの地域以外での申請・受取はできませんのでご注意ください。

個人情報の取り扱いに関する確認事項

オンライン申請で入力した情報や顔写真、自署画像を受取窓口に委託する旨が記載された同意書が表示されます。
内容をよく読み、同意して次に進みます。

署名付与

パスポート,更新,オンライン,マイナンバーカード
最後に、再度マイナンバーカードのパスワード(署名用電子証明書)を入力して、マイナンバーカードを読み取らせてください。

以上で、マイナポータルからの申請が完了です。
お疲れさまでした!

申請が完了したらマイナポータルで申請状況の確認ができるようになります。
パスポートの申請を行ったマイナポータルのアカウントに届く通知で「【旅券申請に関するお知らせ】交付予定日と手数料納付のお知らせ」というお知らせが届いたら、指定されている窓口でパスポートの受取りができるようになります。

受取りの際は、マイナポータルに届いた「受付表」(QRコード)をパスポート窓口の職員に提示してください。
パスポート,更新,オンライン,受付表
また上記のお知らせには、クレジットカード納付専用サイトへのリンクが記載されています。(クレカ納付対象地域の申請者のみ)

オンライン申請なら手数料がクレジットカード払いができる!

パスポートを交付する際、収入印紙を現金で購入し下記手数料を支払わなければなりませんが、一部地域ではクレジットカードによる納付が開始されました。

マイナポータルに通知された「【旅券申請に関するお知らせ】交付予定日と手数料納付のお知らせ」の下記にクレジットカード納付専用サイトへのリンクが記載されています。
パスポート,更新,オンライン,クレジットカード

リンクへアクセスし、指示に従いパスポートの交付手数料を納付してください。
※クレジットカード払いの請求はパスポートの交付時に決済が行われます。

▼パスポート受領時の支払い手数料一覧

旅券の種類都道府県収入証紙
(注1)
収入印紙
10年間有効な旅券
(20歳以上)
2,000円14,000円16,000円
5年間有効な旅券
(12歳以上)
2,000円9,000円11,000円
5年間有効な旅券
(12歳未満)
2,000円4,000円6,000円
(注2)

以上で申請が全て完了しました。

申請内容や証明写真に不備があった場合、申請が受理されず差し戻されるケースがありますので、くれぐれも余裕をもったスケジュールでパスポートの申請をされることをおススメします。

パスポートの交付を受ける際は、必ず本人が交付窓口に出向き受取らなければなりません。

申請窓口に比べ、交付窓口は事務処理がスムーズで、また休日窓口や延長窓口を行っている場所も多くあります。

詳細は交付予定の窓口にお問い合わせください。

更新手続きを行ったパスポートを受取る

パスポートを受取時には以下のものを用意し、必ず本人がパスポート窓口で受け取らなければなりません。

交付窓口では代理人の受取を認めておらず、申請者が赤ちゃん・幼児であっても必ず本人が交付窓口で受取ってください。

(1)申請の時に渡された受理票(受領証)
(2)手数料(収入証紙及び収入印紙) ※

 ※手数料は収入印紙と都道府県の収入証紙を購入し貼り付けて提出します。(現金払いのみ)

パスポートの種類合計内訳
収入印紙都道府県
一般旅券発給10年旅券申請日に18歳以上 ※16,000円14,000円2,000円
5年旅券申請日に12歳以上 ※11,000円9,000円2,000円
申請日に12歳未満 ※6,000円4,000円2,000円

※2023年の旅券法の法改正により、過去5年以内にパスポートが発行されてから6か月以内に受取りに来ず、失効してしまった方が新たに申請に訪れた場合はペナルティとして通常よりも手数料が高くなります。

パスポートの手数料についてや販売場所など詳しくはコチラから

パスポート,料金,手数料パスポートの料金はいくらかかる?クレジットカードは?

手数料の支払いが完了すれば、窓口でパスポートを受取ることができます。

申請書類に不備があった場合は、申請が受理されないケースもありますので、余裕をもったスケジュールで更新手続きを行うようにしてください。

●無効となったパスポートの処分について

パスポートは国の公文書であるため所有権は国にあり、名義人はこれを所持し、法律の範囲内での使用が認められています

そのため新しいパスポートが発行された場合、古いパスポートは国へ返納しなければならなりません

ただ古いパスポートを記念に残したい方は“VOID"という失効処理を行えば「国への返納を行った」とみなされ、持ち帰る事ができます。

更新前のパスポートは無効処理(VOIDの印字処理)後、ご自身で処分されるか、パスポート窓口で処分を依頼するようにしてください。

※パスポートには多くの個人情報が含まれておりますので、無効となったパスポートを処分される場合はシュレダーにかけるなどをして廃棄してください。

パスポート,新デザイン,富嶽三十六景
令和2年2月4日以降、各パスポート窓口で申請し交付されるパスポートが新型の「2020年旅券」に変わりました。

2020年以降の旅券はIC内の個人情報の不正読取り等を防ぐ機能の強化、偽造防止能力を高めるため、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」をデザインされています。

以上でパスポートの更新手続きについてのご案内は終了ですが、パスポート受領後、すでに渡航先や滞在期間が決まっている方は、

アメリカ(ハワイ州も含む)に渡航を予定されている方 ⇒アメリカ電子渡航認証システム「ESTA」

3ヵ月以上の滞在を予定している方 ⇒在留届電子届出システム「ORRnet」

の登録が必要です。

また、ビザの申請が必要な国へ渡航される方は各大使館・総領事館窓口へ申請する必要があります。 

外務省が運営する
外務省海外旅行登録「たびレジ」というサービスがあります。

「たびレジ」は海外旅行や海外出張される方が、旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などが受け取れるシステムです。
メールの宛先として、ご自身のアドレス以外にご家族や職場のアドレスも登録できます。

⇒たびレジとは

パスポートの更新に関するQ&A

パスポート

Q.パスポートの更新の料金(手数料)はいくらかかりますか?

A.パスポートの更新(新規と同様に一般旅券発給申請)にかかる料金(手数料)は、5年、10年とパスポートの種類によって異なります。

詳細につきましては、本ページ内のパスポート発行にかかる手数料をご覧ください。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.パスポートの更新手続きからどれくらいの期間で受け取れますか?

A.パスポートの申請から受領まで、1週間程度(土・日・休日を除く)で受け取ることができます。

受け取りには必ず本人がパスポートを申請した窓口へ行く必要があります。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.パスポートの更新手続きに必要な書類はどのようなものですか?

A.一般旅券発給申請書パスポート用の写真有効旅券(有効期間中のパスポート)が必要となります。

詳細につきましては、本ページ内のパスポートの更新申請に必要な書類をご覧ください。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.以前パスポートを発行し、有効期間が過ぎたものを持っていますが更新(切替発給)できませんか?

A.できません。有効期間が過ぎた場合、新規発行と同じ手続きが必要となります。

詳細はパスポートの更新を忘れて失効した時の手続き方法って?のページをご覧ください。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.パスポートを紛失してしまったのですが、再発行をお願いできますか?

A.できません。

犯罪などに使われ巻き込まれる危険性もありますので、まず紛焼失届出を出した後、新規発給申請を行う必要があります。

また紛焼失届出を提出後パスポートが見つかったとしても、使用することはできませんのでご注意ください。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.有効期間内のどれくらい前から更新(切替発給)手続きができますか?

A.残存有効期間が1年未満となったときから、窓口にて更新手続きが可能となります。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.旅行予定期間中にパスポートの有効期間が切れてしまいますが大丈夫ですか?

A.パスポートは世界で通用する"身分証明書"ですが、旅行先の国、あるいは旅行の目的によっては、パスポートの他にその国に入国するためのビザ(査証)が必要になります。

ビザとは旅行先の国が、訪問を希望する人のパスポートの有効性や訪問目的、滞在期間、入国の適格性などを審査した上で、訪問させても差し支えないと判断した場合に発行する"入国推薦状"のようなものです。

また国によっては、入国時又はビザの申請時に、パスポートに一定以上(3か月から6か月程度の場合が多い)の有効期間が残っていることが条件とされている場合があります。

長期滞在を予定している場合には、滞在予定期間より長い残存有効期間を要求されることもあります。諸外国の出入国管理については、国ごとに政策が異なること、国際政治情勢や内政事情等により予告なしに突然変更されることがあるため、渡航先の国の最新情報については、日本にある各国の大使館等に確認されることをお勧めします。

入国時にパスポートの残存有効期間が6か月必要な国に行こうとしているときに、あなたのパスポートの有効期間が5か月しか残っていない場合は必ずパスポートの更新(切替発給)を行ってください。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.パスポートの申請時に必要な官製ハガキが届きません。

A.現在では不要です。

パスポートの申請時に、以前は郵便はがきを申請者の住所地に送付し同一性を確認する方法をとってきましたが、平成21年3月に廃止されました。

パスポートの申請時にパスポートの受理票が発行されますので、パスポートの受領時にはその受理票と手数料をご持参ください。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.パスポートの有効期間が1年以上ありますが、更新手続きを行う事はできますか?

A.原則、パスポートの有効期間が1年未満となった場合に更新手続きを行う事ができますが、留学や海外赴任など長期にわたり滞在の予定がある場合、一定の条件を満たしており、またパスポートの更新時にビザ申請や渡航など予定表等を提出を行えば承認される場合があります。

どのような書類が必要か、詳細につきましては申請予定のパスポート窓口に一度ご相談ください。

また、渡航先の日本大使館でもパスポートを更新することも可能です。

パスポートの更新(切替発給)Q&A 一覧に戻る

Q.パスポートを申請後、不要になったのでキャンセルはできますか?

A.キャンセルできません。

「申請後やむを得ない事情(病気、事故など)のため渡航を中止する場合でも、原則として旅券は受領しなければならない。」

申請取り下げは原則として認められないとされております。

パスポートの発行日から6か月以上過ぎてしまった場合、自動失効する為受取ができなくなりますが、パスポートの申請者は旅券法第20条に基づき手数料の納付が義務づけられており、パスポートを受領しない場合は手数料が未納扱いとなります。

次回新たにパスポートを申請する際、受領しなかった具体的理由を「未交付失効旅券届出書」に記入の上、提出が必要になるなど手間が増えます。

今回は必要ないかもしれませんが、パスポートは5年または10年間有効のものになりますので、期日内に受け取って、保管しておくことを強くオススメします。

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パスポートに関するよくある質問

記事製作:パスポートナビ

パスポートナビはパスポート取得方法や情報をお届けすべく、2016年に立ち上げ、約7年で延べ600万人以上の方にご利用いただいています。

パスポートの申請方法はもちろん、各都道府県のパスポート窓口へ訪問し、混雑状況やアクセスなど他のサイトにはない情報をお届けしています。

皆様の快適な海外旅行に少しでもパスポートナビがお役立てできますと幸いです。