パスポートのオンライン申請はいつから?スマホでできる?【2023年最新版】
パスポートの申請手続きがオンラインでも可能となり、すでに多くの方が利用しています。
ただ現時点では、すべての申請が行えるわけでなく、また都道府県によって申請できるもの・できないものがあります。
本ページでは、パスポートのオンライン申請についての詳細や、オンラインの手続き方法やクレカ、電子マネーで手数料を支払えるのか?マイナンバーカードは必要?など様々な疑問などを詳しくご説明します。
パスポートのオンライン申請でスムーズな手続きを
パスポートの申請は、必要な書類を用意して各都道府県や市町村のパスポート窓口で行う必要があります。
ただ窓口では職員の確認作業が多く、一人の手続きに時間が掛かってしまいます。特に東京などの都心部では常に混雑しており、申請まで長時間の待ち時間が発生することも。
新型コロナウイルスの影響による自粛期間が終わり、失効したパスポートの再発行や更新手続きを行う方が増えてきており、また海外への渡航者数も回復しつつあり、パスポート窓口は多くの人々で賑わっています。
窓口の混雑状況がニュースにもなっているように、東京などの都心部では、申請まで3時間~4時間待ちの窓口もあるなど、引き続きパスポートの更新や再発行手続きを行う方が増えていく事が予想されます。
そのためオンライン申請の整備を早急に進められており、将来的にはすべての手続きをオンラインで完結できるようになる見込みです。
すでにパスポートの更新業務がオンラインで申請ができるようになっており、オンラインで申請を行うと、
- 書面での必要書類の提出が不要
- 待ち時間もなく窓口へ訪れる手間も省ける
- 24時間いつでも申請可能
- 手数料をクレジットカードで支払い可能(※一部の都道府県のみ)
利用者にとってメリットが多くありますので、オンライン申請をご検討されてみてはいかがでしょうか。
オンライン申請はいつから?
パスポートのオンライン申請は2023年3月から更新手続きが先行して開始しており、すでに多くの方がオンライン申請を行っています。
オンラインで更新手続きを行えるのはパスポートの有効期間が残り1年未満となった方、またはビザのスタンプページが残りわずか(見開き3ページ未満)になった方がオンライン申請の手続きが行えます。
また一部の都道府県では、他にも下記の手続を先行してオンライン申請が開始されています。
- 初めてパスポートを申請される方
- パスポートの有効期間が切れてしまった方
- パスポートの氏名・本籍地が変更となった方
但し戸籍謄本を郵送で送付※しなければなりません。
※以下の都道府県では戸籍謄本を郵送(簡易書留)で提出すれば、新規のパスポート申請や再発行申請などがオンラインで行えます。
更新手続き以外をオンラインで開始している都道府県
東北 | 青森県、宮城県 |
関東 | 茨城県、埼玉県、千葉県 |
中部 | 富山県 |
関西 | 大阪府、京都府、和歌山県 |
中国 | 鳥取県 |
四国 | 徳島県、香川県、高知県 |
九州・沖縄 | 熊本県、大分県、沖縄県 |
※2023年2月7日時点(8月14日確認)
※上記府県でも、一部地域では対象外の場合もあります。
詳細につきましては、申請予定のパスポート窓口にご相談ください。
政府がマイナンバーカードの普及を進めていますが、同時に戸籍の電子化も進められており、その他の申請も2024年以降にオンラインでパスポートの申請手続きが完結できるようになる予定です。
オンライン申請ってスマホでできる?
パスポートの申請にはいくつかの書類が必要ですが、オンライン申請では書類の提出が不要となり、スマホで申請ができます。
但し、事前に用意しなければならないものがあります。
パスポートのオンライン申請はマイナンバーカードと政府が運営するスマホアプリ「マイナポータル」のDLが必要で、スマホまたはパソコンでログインして手続きを行います。
またマイナポータルをご利用いただくには、マイナンバーカードのICチップを読み取れるスマホが必須です。
マイナポータル対応のスマートフォン機種は下記リンクからご確認ください。(外部サイト)
マイナポータルをPCでログインする場合は、ICカードリーダーでマイナンバーカードを読み取ることができる環境が必要です。
パスポートの更新をオンラインで行う方法は下記ページにまとめました
オンライン化により変更となる手続き(増補申請)
パスポートの更新手続きがオンライン化が始まり、同時にパスポートの増補手続きについても見直しが入りました。
増補手続きとは、パスポートに40ページほどある査証ページ(ビザのスタンプ)の余白ページを追加する手続きがあります。
海外出張など渡航が多く、余白ページが残り少なくなってきた方を対象とした手続きでしたが、海外では増補手続きを行っている国が少なく、入国時に不正を疑われてしまうケースがあり、今回のオンライン化と同時に廃止されることになりました。
余白ページが残り少なくなった場合は現在お持ちのパスポートと同じ有効期間の新しいパスポートが交付されます。
パスポートの余白ページを追加する方法は下記ページにまとめました
以上が、パスポートのオンライン化について公表されている情報になります。
情報が入り次第、最新情報に更新していきますので、引き続きパスポートナビをよろしくお願いいたします。
パスポートナビでは他にもパスポートに関する情報を詳しくご紹介しています。
是非、ご覧ください。