パスポートのオンライン申請はいつ?最新情報を分かりやすく解説
政府により将来的にすべての都道府県で転入届などの役所業務やパスポートの各種手続きをオンラインで手続きが完結できるよう進められており、2022年9月末にパスポートに関する法律が改正されオンライン申請の開始時期も明らかになってきました。
パスポートナビではパスポートの申請のオンライン化にあたり、手続きの方法やクレカや電子マネーで手数料を支払えるのか?マイナンバーカードは必要?など様々な疑問についても詳しくご説明します。
パスポートのオンライン申請って?
2022年10月現在、パスポートの手続きは必ず申請時と受取時にパスポート窓口へ出向く必要がありますが、ほとんどの窓口では平日のみ開庁しているところが多く、会社勤めの方は申請を行う為に有休を使う方も多くいらっしゃいます。
オンライン申請が可能になるで、利用者も24時間365日申請時間を気にせず手続きが行えるようになります。
また元々は窓口業務の改善、データによる一元管理を主目的として進められてきましたが、東京など一部のパスポート窓口の混雑する時期では申請を行うまでに2時間以上並ばないといけない窓口もあり、昨今のコロナウィルス対策としてもオンライン化をより急務に対応する事項として挙げられていました。
今までパスポートの申請時と交付時の2回窓口へ行く必要がありましたが、オンラインでパスポートの申請を行う事で交付時の1回のみとなり利用者の負担が大幅に軽減されます。
非常に便利になるオンライン化対応のスケジュールについて、詳しくご紹介していきます。
オンライン申請はいつから?
令和2年(2020年)からオンライン化に向けて法整備など本格的な動きが始まり、2022年9月末に閣議決定され、2023年3月27日(月)からパスポート申請業務の一部をオンライン化が決定されました。
オンライン申請の最新情報を詳しく知りたい
パスポートのオンライン化の対応は2023年3月から、お持ちのパスポートの残存期間が残り1年未満となったら行えるパスポートの更新手続きと、パスポートの紛失・盗難、破損、火事や災害で焼失した場合、紛失届などと同時に新たにパスポートを再発行する手続きのオンライン申請から始まります。
パスポートの更新の手続き方法や詳細情報は下記ページをご覧ください
パスポートの再発行の手続き方法や詳細情報は下記ページをご覧ください
パスポートを初めて申請する新規手続きは2024年度からオンライン対応を予定されています。
新規でパスポートを申し込む場合、手続きに戸籍謄本(抄本)の原本が必要となるため、戸籍の電子化が進み次第オンラインでの申請が可能となる見込みです。
パスポートの新規発行の手続き方法は下記ページをご覧ください
パスポートのクレジットカード対応って?電子マネーは使える?
パスポートの受取時に交付手数料として収入印紙を購入し交付窓口に提出しますが、手数料は現金のみの取り扱いとなっており、キャッシュレス決済の導入を求める声が多くあり、オンライン申請ではクレジットカードでの支払いを対応する予定です。
またオンライン申請でクレジット決済の対応を公表していますが、PayPayや交通系電子マネーなどの対応は現状公表されていません。今回のクレジット決済導入と同様に、利用者の声や要望が大きくなれば利便性の向上として電子マネー決済の導入もありえるのではないでしょうか。
パスポートのオンライン申請にマイナンバーカードは必要?
政府が普及を進めているマイナンバーカードは紙の保険証と統合するとニュースになりましたが、今回パスポートのオンライン化に伴いどのような影響があるか気になる方も多くいらっしゃるかと思います。
現在の公表情報では、マイナンバーカードとパスポートのデータを紐づけするような発表はされおりませんが、オンライン申請の項目内に個人番号の登録を求められる可能性も十分考えられます。
またマイナンバーカードは交付窓口で提示する本人確認書類としても使えます。
以上が、パスポートのオンライン化について公表されている情報になります。
情報が入り次第、最新情報に更新していきますので、引き続きパスポートナビをよろしくお願いいたします。
パスポートナビでは他にもパスポートに関する情報を詳しくご紹介しています。
是非、ご覧ください。