アメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)についてのQ&A

ESTA(エスタ)

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日本人に人気のハワイやグアム等、アメリカに属する地域などではビザを免除するビザ免除プログラムがあります。

2009年1月12日以降、航空機または船でアメリカに観光・商用、アメリカを経由して他国へ行かれる方等、すべての渡航者は事前に電子渡航認証システム ESTA(エスタ)により、電子渡航認証の取得が義務付けられることになりました。

ESTA(エスタ)とは、Electronic System for Travel Authorizationの略であり、ESTA(エスタ)という呼称でよばれ、アメリカの電子渡航認証システムのことをいいます。

渡航認証とは、入国カードと同じ働きをし渡航者の中に危険人物が含まれていないかどうかを事前に把握するために米国政府が導入したシステムで、従来のアメリカ出入国カードの一部項目をオンライン上で申請し、ESTA(エスタ)による渡航認証を取得することにより、アメリカ行きの航空機、船への搭乗が許可されます。

※アメリカへの入国が許可されたものではなく、入国の最終決定は、入国地において入国審査官が行います。
 また、アメリカを経由してカナダやメキシコなどに渡航する場合もESTA(エスタ)の登録が必要です。

本ページでは、アメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)のよくある質問をQ&A方式でご紹介します。

ESTA(エスタ)についての説明はアメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)とは、ESTA(エスタ)の申請方法、登録手順についてはアメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)の登録・申請手続きの手順 トップページ~申請前をご覧ください。

アメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)についてのQ&A

1 アメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)についてのQ&A
1.1 Q.電子渡航認証システムESTA(エスタ)とは何ですか?
1.2 Q.ESTAとビザの違いは何ですか?
1.3 Q.ESTAの申請手続きには、どの位時間がかかりますか?
1.4 Q.ESTAは登録してからどのくらいの期間有効ですか?
1.5 Q.ESTAの申請には費用がかかりますか?
1.6 Q.ESTAに登録申請後、いつ結果がわかりますか?
1.7 Q.ESTA申請時に間違った情報を入力してしまいました。どのように修正すればいいのでしょうか?
1.8 Q.ESTA登録後、住所が変わりましたが修正はできますか?
1.9 Q.ESTAの申請が拒否された場合、再申請は可能ですか?
1.10 Q.どのような場合、ESTAの再申請が必要になりますか?
1.11 Q.カナダまたはメキシコなどへアメリカ経由便を利用して渡航される場合ESTAの申請は必要ですか?
1.12 Q.グアム・サイパンに行く場合はESTAによる申請が必要ですか?
1.13 Q.陸路でカナダやメキシコから入国する予定ですが、ESTAによる申請は必要ですか?
1.14 Q.支払いをするクレジットカードは申請者本人名義である必要がありますか?
1.15 Q.すでにESTAに登録している場合、再登録が必要ですか?
1.16 Q.自身のESTA登録状況の確認はできますか?
1.17 Q.自身のESTA申請番号を忘れてしまいました。確認はできますか?
1.18 Q.留学する場合もESTAによる申請が必要ですか?
1.19 Q.乳幼児でもESTAによる申請は必要ですか?
1.20 Q.ESTAによる申請は代理の人でもできますか?
1.21 Q.ESTAの申請番号とは何ですか?
1.22 Q.ESTAによる「渡航認証許可」のページを印刷し、現地に持参する必要はありますか?
1.23 Q.ESTAの米国内の連絡先情報で登録したホテルをキャンセルし、別のホテルになった場合は更新する必要はありますか?
1.24 Q.ESTAで生年月日を間違って登録し、承認されてしまいました。そのまま渡航しても大丈夫ですか?

アメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)についてのQ&A

エスタ,ESTA,申請

Q.ESTA(エスタ)とは何ですか?

A.電子渡航認証システムESTA(エスタ)とは、Electronic System for Travel Authorizationの略であり、ESTA(エスタ)という呼称でよばれ、アメリカの電子渡航認証システムのことをいいます。

渡航認証とは、入国カードと同じ働きをし渡航者の中に危険人物が含まれていないかどうかを事前に把握するために米国政府が導入したシステムです。

詳細につきましては、アメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)とはをご覧ください。

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Q.ESTA(エスタ)とビザの違いは何ですか?

A.ESTA(エスタ)は、日本を含めたVISA WAIVER PROGRAM(ビザ免除プログラム対象)参加国の市民または国籍を持つ方が90日以内の旅行、商用でアメリカを訪問する際、ビザが免除される代わりにオンラインで渡航前に入国審査官による入国審査を受ける資格を持っていることを証明するものになります。

またあくまで旅行や商用の出張に適用されるためESTA(エスタ)を利用して入国した場合、現地で働くことはできません。

対して、VISA(ビザ)は最大10年の有効期間など、VISA(ビザ)の種類によって期間は変わってきます。

また90日以上滞在する明確な理由が必要で審査にも領事館員の面接があったり申請が承認されるまで時間が掛かります。

ただし、ESTA(エスタ)と違いVISA(ビザ)の種類によっては現地で働くことも可能です。

またESTA(エスタ)同様に入国が許可されたものではなく、入国審査官による入国審査を受ける資格を持っていることを証明するものになります。

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Q.ESTA(エスタ)の申請手続きには、どの位時間がかかりますか?

A.オンライン上の手続きになりますので、10分~30分程度で完了します。

また、ESTA(エスタ)の申請後、即時~最長72時間以内には審査結果がでていますので、ESTA(エスタ)にアクセスして承認結果を確認する必要があります。

また、最低でも渡航予定日の3日前までには必ず申請を行ってください。
(万が一のことを考えて、1週間~1か月前など早めの申請をおススメします。)

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Q.ESTA(エスタ)は登録してからどのくらいの期間有効ですか?

A.登録してから2年間有効となっています。ESTA(エスタ)の審査結果の画面でいつまで有効か表示されていますので、併せてご確認ください。

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Q.ESTA(エスタ)の申請には費用がかかりますか?

A.ESTA(エスタ)の審査に$4、承認後に$10と合計$14かかります。

詳細につきましてはESTA(エスタ)の手数料をご確認ください。

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Q.ESTA(エスタ)に登録申請後、いつ結果がわかりますか?

ESTA(エスタ)による渡航認証申請後、ほぼ即座に画面上で判定されます。

回答には、「認証」、「保留」、「拒否」の3種類あります。

審査時間は最長72時間と定められているため、即時から72時間の幅で審査結果が通知されます。

すぐに判断された場合には「認証」「拒否」と結果が分かりますが、審査に時間がかかる場合には一旦「保留」状態となり、72時間以内に「認証」か「拒否」の結果が更新されます。

この場合には自分でホームページに行き状態を確認する必要があります。

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Q.ESTA(エスタ)申請時に間違った情報を入力してしまいました。修正することはできますか?

A.必須の支払い関連情報を入力し、電子渡航認証申請の送信を実行する前であれば、パスポート番号、パスポート発給国以外のすべての申請データ欄を更新することができます。

申請が承認された後、電子メールアドレス、米国での住所のみ修正が可能です。

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Q.ESTA(エスタ)登録後、日本国内での住所が変わりましたが修正はできますか?

A.ESTA(エスタ)で修正が認められているのは、電子メールアドレス、米国での住所の登録情報のみで、それ以外の情報は再度申請が必要となります。

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Q.ESTA(エスタ)の申請が拒否された場合、再申請は可能ですか?

A.渡航者のESTA(エスタ)認証が拒否され、本人の情況に変化がない場合には、新たに申請し直しても拒否されます。

ESTA(エスタ)の適格性が認められない渡航者は、Visa Waiver Programに基づく渡航資格は与えられず、米国大使館または領事館で非移民ビザの申請をしなければなりません。

渡航認証承認を取得するため虚偽の情報で再申請を行った場合、その渡航者はVisa Waiver Programに基づく米国への渡航機会を永久に失うことになります。

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Q.どのような場合、ESTA(エスタ)の再申請が必要になりますか?

A.下記の、
・渡航者が新しいパスポートを発給されたとき
・渡航者の氏名が変更になったとき
・渡航者が性別を変更したとき
・渡航者の国籍が変更されたとき
・ESTA(エスタ)申請に関するすべての必須質問事項の内、渡航者が以前に回答した状況から1つでも"yes(はい)"、あるいは"no(いいえ)"回答に変化が生じた場合
とされています。

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Q.カナダまたはメキシコなどへアメリカ経由便を利用して渡航される場合ESTA(エスタ)の申請は必要ですか?

A.ビザ免除プログラムを利用して、アメリカを通過(経由)する場合でもESTA(エスタ)による渡航認証の申請・取得が必要となります。

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Q.グアム・サイパンに行く場合はESTA(エスタ)による申請が必要ですか?

A.新グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムを利用してグアム、サイパンに渡航する場合、ESTA(エスタ)の申請は不要です。

※新グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム: 日本など特定の国籍の人が短期商用・観光目的での渡航予定で、同プログラムを利用して入国する場合、最大45日滞在が可能です。

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Q.陸路でカナダやメキシコから入国する予定ですが、ESTA(エスタ)による申請は必要ですか?

A.不要です。陸路でアメリカへ入国する場合は、ESTA(エスタ)による渡航認証の申請・取得は不要です。

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Q.支払いをするクレジットカードは申請者本人名義である必要がありますか?

A.家族、親戚、または旅行会社などの第三者のクレジットカードで支払うことが可能です。

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Q.すでにESTA(エスタ)に登録している場合、再登録が必要ですか?

A.再登録はご自身のESTAの有効期限、もしくはパスポートの有効期限のどちらかが切れる前日まで必要ありません。

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Q.自身のESTA(エスタ)登録状況の確認はできますか?

A.確認できます。ESTA(エスタ)ウエブサイトにて、「ESTAのステータスの確認」からパスポート番号、生年月日、申請番号を入力することによって申請を検索することが可能です。

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Q.自身のESTA申請番号を忘れてしまいました。確認はできますか?

A.確認できます。ESTA(エスタ)ウエブサイトにて、「ESTAのステータスの確認」からパスポート番号、生年月日、姓名、国籍を入力することによって申請を検索することが可能です。

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Q.留学する場合もESTA(エスタ)による申請が必要ですか?

A.不要です。

ESTAによる渡航認証の申請・取得は、ビザ免除プログラムを利用してアメリカへ渡航される方が対象となります。

ビザの申請が必要となる、留学や就労などの場合はESTAによる渡航認証の申請・取得は不要です。

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Q.乳幼児でもESTA(エスタ)による申請は必要ですか?

A.必要です。

年齢、航空券の発券の有無にかかわらず、アメリカビザ免除プログラムを利用して渡航される方全員のESTA(エスタ)による渡航認証の申請・取得が必要となります。

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Q.ESTA(エスタ)による申請は代理の人でもできますか?

A.可能です。

家族、一緒に行かれる友人の方などが代理でESTA(エスタ)による渡航認証の申請・取得をすることができます。

また、旅行会社や手続き代行会社に申請を依頼することも可能です。

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Q.ESTA(エスタ)の申請番号とは何ですか?

A.渡航認証の申請を完了すると発行される番号ですので、控えておきましょう。

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Q.ESTA(エスタ)による「渡航認証許可」のページを印刷し、現地に持参する必要はありますか?

A.アメリカ入国審査の際に、提出する必要はありませんが、申請番号、有効期限日確認のためにも印刷をして、持参されることをおススメします。

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Q.ESTA(エスタ)の米国内の連絡先情報で登録したホテルをキャンセルし、別のホテルになった場合は更新する必要はありますか?

A.義務ではない為、更新しなくても問題ありません。

ESTA(エスタ)の目的はあくまでビザ免許プログラムでテロリストなどがアメリカに入国するのを防ぐ目的であり、入国後アメリカ国内での犯罪に関しては警察やFBIなど別の組織の担当になります。

どうしても内容を変更したい場合は、再申請(申請者が申請費用負担)という形になります。

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Q.ESTA(エスタ)で生年月日を間違って登録し、承認されてしまいました。そのまま渡航しても大丈夫ですか?

A.ESTA(エスタ)の情報で誤って登録しそのまま渡航した場合、入国審査で拒否される場合があります。

上項でも挙げておりますが、渡航情報、連絡先情報、雇用情報等については、変更があった場合でも修正の必要はありませんが、生年月日や性別など個人を特定する情報に誤りがあった場合、必ず正しい情報に上書きする必要があります。

ESTAの上書きする方法としましては、前回の登録から1日以上たってから再度、正しい情報で新規登録を行ってください。

誤った情報で承認された後でも、これで申請が通れば最新の情報が「正」として扱われます。

※但し、再度ESTAの申請手数料がかかります。

ほとんどのケースはこちらで解決しますが、承認されなかった場合は「米国国土安全保障省 税関・国境取締局(CBP)」に直接連絡が必要となります。

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▶アメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)


https://esta.cbp.dhs.gov/esta/
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2018年2月27日ESTA(エスタ)esta(エスタ),ビザ